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チチカカ湖タキーレ島

ペルー旅/ボリビア滞在記・39日 
2009年10月28日(水)~2009年12月5日(土)までの南米ペルー/ボリビアの旅、第9回。

しばらく(何ヶ月も)更新できていなかったのですが、また少しずつ更新します。

9.チチカカ湖/タキーレ島

2009年11月2日(月)[現地時間]


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船着き場の近くで手作りのお土産を売っていた少女。


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ガイドらしき人が酸素ボンベを担いでいる。

湖面が近いので、標高が低いような錯覚を起こしそうですが、チチカカ湖は標高約3800mの高所にあります。富士山より高い所で、さらに坂を登っている訳です。



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タキーレの女性は黒い布をかぶっています。



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レストラン(と言っても民家の庭先ですが)で昼食を食べて、「帰りは、島の反対側の船着き場まで歩いて行きます。」と言うガイドの説明を聞いて、島の反対側へ行けばいいんだと勝手に石畳の道を進みます。

これが、とんでもないことになるとは、思いもよらず。



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こんな写真を撮ったり


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こんな道を歩いたり

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こんな風景を撮ったり


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鳥のアップを撮ろうと必死になっているうち



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気がつけば、島の端まで来ていました。
しかし、辺りには観光客は誰もいないし、後から来る様子もありません。

どうも、細長い島の反対の端まで来てしまったようです。

子どもに道を聞いたりしながら、港を探しましたが、結局見つからずに元の広場に戻って来ました。
戻って来る途中で、何人もの民族衣装を着た地元の人が帰って行くのに出会いました。観光客相手の仕事をしていた人たちです。

ということは、観光客はみんな帰ってしまったのか。

広場に戻った所で、別のツアーのガイドに出会って、助かったと思いましたが、どうもそのガイドと数名のお客は今夜はこの島の民家にとまるようです。
タキーレ島にはホテルはなく、民家に泊まるツアーがあるとガイドブックに書いてあったのを思い出しました。

「君、何をしてるんだ?ガイドが探していたぞ。早くしないと船が出てしまうぞ」と言っています。

「港はどっち?」と聞いて、とにかく急ぎます。
と言っても、散々標高の高い所を走って来たので、もうほとんど体力が残っていません。

途中で出会った地元民に港の方角を聞くと、その地元民は「船はもう出たよ。今夜はウチに泊まるか?」などと言ってきます。

それは困ると思いつつ、とにかくだめ元でも、港に行かなくてはと、ゼイゼイ、ハアハア急ぎました。

しか~し

湖面が見える崖の上に出ると、島から数百mの所を船が進んで行きます。

思わず叫びました。

「バルコ~!」

これしか言葉が出て来なかった。


「バルコ」はスペイン語で「船」です。


叫びながら、急な崖の道を下ります。



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その崖がこれです。

半分ぐらい下った所で、もう1艇船が停泊してるのが見え、人が動いているのも見えました。
手を振りながら「バルコ~」と数回叫んで、さらに下ります。
希望が見えて、足の動きも軽やかになります。

船着き場につくと、もやいを解いていつでも出航できる状態で待ってくれています。

「とにかく、早く乗れ、乗れ」と急かされ、飛び乗りました。



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船に乗って、少し落ち着いて後ろを振り返ると、あっという間に島が遠ざかっています。

船内には、小さい子ども連れの地元の一家族と、ヒッピー風の若いカップル一組。
船の作りも、私が乗って来た観光客用の船とは、明らかに違いていて、地元民のための船のようです。

どんな船でも、とにかく今日中にプーノに帰れそうです。

若いカップルは「アナタは観光客?」と怪訝な顔で聞いて来ます。どう見てもツアー客らしいのに、なぜこの船に乗って来たのか不思議だったのでしょう。
事情を説明し、色々話したが、彼らの国籍は分からずじまい。
「どこから来た?」と聞くと、「しばらくネパールに住んでいた。」
「今はどこに住んでいるの?」と聞くと「空も、水も、土の上も、どこもが私の住処だ」と、いかにもそれらしい答えが返って来た。



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日が暮れて、大きな満月が昇って来た。

波が高く、船が揺れるのでまともに撮れなかったけど、空気薄いからか、真っ暗だからか、ホントにきれいな月だった。
チチカカ湖は琵琶湖の約12倍もの大きさなので、風が吹くと波も半端ではない。

そして、標高が高いので夜になると気温がグッと下がります。
乗って来た船に上着を置いて来たままなので、Tシャツ一枚では震え上がります。
タキーレ島で買った手作りの民族衣装をはおりました。それでも寒いですが、ないよりはましです。
買っといて良かった。


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揺られること数時間

プーノの街灯りが見えて来ました。
湾の中に入って、海も穏やかです。


港に着いて、一安心ですが、辺りは真っ暗です。
朝は出店が沢山あって賑わていたのが嘘のようです。

カップルと一緒に、震え上がりながらも明るい方へ急ぎ、一緒にタクシーに乗りホテルへ向かいます。

カップルのホテルはすぐに見つかり降りて行きました。

私のホテルの名前を言ってもドライバーは知らないようで、とにかく近くに広場が有ったこと、観光客がたくさん歩いている通りがあったことなど、思い出すことを並べ上げているうちに、やっと分かってくれました。

ホテルの前に停まると旅行社の人が飛び出て来ました。
随分心配してくれていたようです。

そりゃそうですよね。お客がいなくなっていしまったんですから。

ガイドさんには、ホントに申し訳ないことをしました。
地元の旅行社の責任者らしき人もホテルまで来ていて、心配してくれていました。

その方は、翌日もホテルに来てくれて、バスターミナルまで送ってくれました。
頼りない日本人がバスに乗って無事出発する所まで確認しないと、心配でしょうがなかったのかも知れません。

親切にしていただいたお陰で、バスターミナルで迷うこともなく、無事出発できました。




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COMMENT▼

チチカカ湖タキーレ島

はらはら、どきどき最後まで~
 先日お会いしているのだから、無事だったんですけど「あーっよかった!」
続きが楽しみです。

Re: チチカカ湖タキーレ島

この旅でのピンチのトップ3に入る一日でした。

どんどん更新しておかないと、次のボリビア行きが来てしまいそうです。といっても、まだ何の予定も決まっていませんが。

太陽

ギラギラ感や空気の乾燥感が伝わってきますね☆

Re: 太陽


日差しは強烈で、サングラスなしでは大変です。
でも、汗かきの私が全然汗かかなかったですからね~。からりと乾燥しています。

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