ケーナ教室はもうしばらくお休みです。
ケーナの練習では歌う以上に、息を力強く吐きますし、防音の面から扉を開け放ってということも難しいですからね〜。
ケーナ教室で人気の曲をもう一つアップしました。
「リャキルナ」です。
これも
前半はギターとケーナの演奏、後半はギター伴奏のみが流れます。
前奏は短くギター4拍だけなので、遅れずにケーナの演奏に入ってください。
ケーナの演奏は、最後の方は少しフェイクを入れてますが、できるだけ素直に、おとなしめに吹いたつもりです。
皆さんは、一通り吹けるようになったら、楽譜にとらわれずに吹けるようにしてみてください。
練習に役立てていただければ、嬉しいです。
「リャキルナ」は邦題は「悲しい人々」と訳されていますが、Llaqui Runa(Llaky Runaとも表記される。もともと文字がない民族なのでスペイン語の当てはめ方でいろんな表記がありそうです。)はケチュア語(現地の人の発音ではケシュアに近い)でLlaky=悲しみ、苦痛 Runa=人間の、人々 などの意味があります。(私が持っているケシュア語ースペイン語辞典によるとですが。)
なので、「悲しい人々」というより「人間の悲しみ」とか「思いやりのある心」の意味のような気がします。全く個人の感想ですが。笑
私が演奏するときにこの曲に持っているイメージは、悲しさや苦しさに耐えて生きているが、その中でも何か信念を持って強く生きている人のイメージ。ただ虐げられているだけではなく、強さと明るさを忘れないたくましさのようなものをイメージして演奏しています。
さて、皆さんはどんなイメージを描くのでしょう。
どんな曲でも、演奏するときには漠然とでもいいので、何かしらのイメージをもって演奏されると良いと思います。
それが、表現力につながっていくと思います。
そのうち、表現のつけ方。一本調子にならないような演奏の仕方とでも言いましょうか。そんなことも動画でアップできればと思っています。(ガンバ!)