ペルー旅/ボリビア滞在記・39日 2009年10月28日(水)~2009年12月5日(土)までの南米ペルー/ボリビアの旅、第20回。
20.ラパス(ボリビア)10日目2009年11月12日(木)[現地時間]
朝のうちは寝過ぎて身体がだるかったですが、練習しているうちに元気が出て来ました。
午後はサンポーニャレッスンで、クラシックやフォルクローレの曲を習いました。

クロマティック・サンポーニャ
従来は2列ですが、足りない半音などをもう一列増やしたのがクロマティックです。
古いフォルクローレを吹くときはほとんど必要ありませんが、最近のフォルクローレやポップス、クラシックなどを吹くときには必要です。
夜は日本語学校が終わる頃にエリカさんと待ち合わせ、エリカさんや日本語学校の先生とヒロさんのライブへ。
今夜はアナタボリビアとは別のメンバーとのライブでした。
JICA職員やその元へやって来た家族が来られていて、日本人比率が高いライブ会場でした。
ペルー人でラパスでパソコンの販売店をしていると言う方(名前は忘れてしまった)と仲良くなり色々話をしました。彼は、来年日本に行って中古のパソコンを沢山仕入れてくるんだと、しきりに抱負を語っていました。
その後、彼のお店に行く機会がありましたが、想像以上に品揃えされていて大きなお店でした。彼のようにペルーからボリビアにやって来て仕事をしているペルー人は、少なからずいるようです。
今シーズン初の無人島ツアーだったが、強風には勝てず中止。

朝早く前線が通過して、天気は一気に良くなりましたが、強風が残り普段穏やかな瀬戸内海もウサギが跳んでいて、とても初心者のツアーをできる海ではありませんでした。
この画像は、海沿いの工場の煙突です。
海の写真は撮り忘れました。
これまでのレッスンコースでは、穏やかな日が続いていたのになあ。
でも、ゴールデンウイークの天候はまあこんなものかな。
毎年だいたいゴールデンウイークの前半か後半のどちらかは荒れますからねえ。
ペルー旅/ボリビア滞在記・39日 2009年10月28日(水)~2009年12月5日(土)までの南米ペルー/ボリビアの旅、第19回。
19.ラパス(ボリビア)9日目2009年11月11日(水)[現地時間]
朝になり、熱は下がっていたもののまだ本調子ではないので、大事をとって一日安静にしていました。
テレビを見たり、ガイドブックを改めて読んでみたり。

今回の旅でとても役立った『地球の歩き方』

現地で改めて読んでみると、新たなことに気がついたりして。
とにかくダラダラと一日過ごす。
完全休養日。
ペルー旅/ボリビア滞在記・39日 2009年10月28日(水)~2009年12月5日(土)までの南米ペルー/ボリビアの旅、第18回。
18.ラパス(ボリビア)8日目2009年11月10日(火)[現地時間]
午前中はサンポーニャのレッスンで、主にクロマティック・サンポーニャの吹き方やスケールなどを習う。
午後はレネさんのチャランゴのレッスン。
色んな弾き方を見せてもらったり、左手、右手の基本練習などを習う。
サンポーニャの先生もチャランゴの先生も家まで来ていただけるので、とてもありがたい。
レッスン終了後は、一人で夜まで練習して部屋に戻ると、何となく熱っぽい。
昨日から感じていた腹筋と背筋痛がひどくなっている。
とりあえず持っていたバファリンを飲んで寝る。
夜中には、下痢も復活して来た。

楽器博物館で見たサンポーニャを吹く人の石像
ペルー旅/ボリビア滞在記・39日 2009年10月28日(水)~2009年12月5日(土)までの南米ペルー/ボリビアの旅、第17回。
17.ラパス(ボリビア)7日目2009年11月9日(月)[現地時間]
今朝は、ビキさんから市街へ出掛けて帰って来る方法を、色々と教わりました。
タクシーやトゥルフィー(乗り合いタクシー)、ミクロ(ちょっと大きめのバス)やミニブス(小型のバス)などの乗り方。そして、どこ行きにの乗ったら市街に行けるか、帰りはどこ行きに乗ってどこで降りるかなど、こと細かく教えていただきました。

ミクロ
フロントガラスに行き先が貼ってあります。
ワンマンバスで乗るときに料金を払います。
ここ数日、ビキさんが私を色んな所に連れて行って下さったお陰で、ミクロ以外の乗り物に何度となく乗りました。あのお出掛けは、私に色んな乗り物に慣れさせるという狙いがあったのかもなあ、と今になって思いました。
午後から一人で出掛けました。
今日は無難なタクシーかトゥルフィーにしようと思っていたものの、なかなか掴まらず、結局ミニブスに乗ってしまった。
乗ってみると何とかなるもので、周りの人がやるのを真似しながら料金を払い、降りたい所で降りることができました。
もっとも、車掌役の少年に「プラサ・デ・エストゥディアンテ(学生広場)の近くで降ろして」と頼んでいて、ちゃんと教えてくれたからでしたが。
少年は、「この通りを上がった所が広場だよ」とバスから降りて丁寧に教えてくれたので、迷うことなく広場に出ることが出来ました。親切な少年に感謝です。

ミニブス
ハイエースやキャラバンなど日本車のワンボックスカーが使われています。
フロントガラスの行き先を見て手を挙げるとどこでも停まってくれて、どこでも降ろしてくれます。
行き先によって、だいたい2種類の料金があります。

ドライバーと車掌(呼び込みと料金徴収役を兼ねている)が乗っている。車掌は少年からおっちゃんおばちゃんまで色んな人がやっています。
乗客は助手席も含めて11人まで乗れようになっているが、最高12人乗せたこともあった。ドライバーや車掌とで14人乗っていることになる。定員ってあるのかなあ、と思います。
この画像は、一番の繁華街で乗客を集めているところ。
車掌役の人が大声で行き先と料金を連呼しています。
学生広場の近くの観光案内所で地図を貰い、さらにサガルナガ通りまでミニブスで移動して半ズボンや絵葉書を買って帰りました。
何とか一人で出掛けて無事帰ることが出来ました。
まるで、子供の『初めてのお使い』のようです。
ペルー旅/ボリビア滞在記・39日 2009年10月28日(水)~2009年12月5日(土)までの南米ペルー/ボリビアの旅、第16回。
16.ラパス(ボリビア)6日目2009年11月8日(日)[現地時間]
昨日もそうでしたが、今日も友達の家に行くからとビキさんに連れられて出掛けました。
どこに行くのか分からないまま着いて行くと、市街地近くのマンションへ。
訪問先はエリモさんと言うJICA職員の方のお宅でした。
サンタクルスの近くで獣医をしてると言うアベさんと4人で昼食をいただきました。
会話はスペイン語が主ですが、ときどき日本語も混ぜてくださり、何とか会話の内容を理解できました。
エリモさんは海外協力隊を終了してから、職員となり再びボリビアで働いているそうです。

ラパスの大きな交差点はロータリーになっている場所が多く、混み合っているときでも上手くすれ違って行く。
自家用車は少なく、ほとんどが乗り合いタクシーや乗り合いバスで、プロドライバー?が多いから事故は少ないのかも知れません。というか、少々の接触は気にしないのかな。
レッスンの後のショートツーリングで、中の唐荷島までやって来ました。
ショートツーリングにしては、ちょっと長目です。

唐荷島は万葉集(山部赤人)にも詠まれている由緒正しき?無人島なんです。

そんな無人島でお昼休憩をして、いろいろと話し込んでいるうちにどんどん潮が引いて来ました。
岩が出て出艇しにくくなる前に、出発です。

ゴールの大浦海岸目指して戻ります。
かすかな追い風、追い波に押され、快適に進みます。
麓の木々の新芽が出て、新緑の裾模様です。
ペルー旅/ボリビア滞在記・39日 2009年10月28日(水)~2009年12月5日(土)までの南米ペルー/ボリビアの旅、第15回。
15.ラパス(ボリビア)5日目2009年11月7日(土)[現地時間]
遅めの朝食をいただき、午後からはセト・ジュンコさん宅へビキさんと出掛ける。
エリカさんは研究のお手伝いで先に着いていて、セトさん宅で合流。
セトさんは、アイマラ族の研究をされていて、日本の雑誌にも原稿を書いたりしながら、今はラパスの大学院で勉強中らしい。
近所に杉山貴志さんのお宅があるのを教えてもらいましたが、一体自分がラパスのどの辺に来ているのやらサッパリ分かっていませんでした。
セトさんとお手伝いのチョリータさんが、朝から料理されたごちそうを頂きました。
食後にチョリータさんは仕事着から私服に着替えて帰って行かれましたが、そのチョリータファッションの美しいこと。帽子からスカートまでシックな色合いの組み合わせで、とても美しかった。
写真を撮らせてもらえば良かったと後悔です。
街角で見かけたチョリータさん

山高帽に長いお下げ髪

ショールにフワッと膨らんだスカートが特徴です
スペイン統治下時代のファッションが元になっているとか。
ペルー旅/ボリビア滞在記・39日 2009年10月28日(水)~2009年12月5日(土)までの南米ペルー/ボリビアの旅、第14回。
14.ラパス(ボリビア)4日目2009年11月6日(金)[現地時間]
昼間は、サンポーニャやチャランゴの練習をして過ごす。
夕方からエリカさんと市街へ出て、本屋に連れて行ってもらって、その後日本人会館へ。
ビキさんの仕事が終わるのを待って、秋元広行さんのANATA-BOLIVIAのライブへ。
昼間にヒロさん(秋元広行さん)に電話をすると、「今夜ライブをするからビキさんと来て下さい。」と言われ行ったが、どうもJICAの職員の方のパーティーようでした。
全然知らない人たちのパーティーでしたが、ちゃんと席が用意されていて、ホストに歓迎していただきました。
何となく居心地の悪さを感じながらもしっかりアナタ・ボリビアの演奏を楽しみました。
ライブがあったのはレストランで、この後何回となく訪れることになるアナタボリビアのメンバーが経営するレストランでした。
アナタ・ボリビアのPV
この日の画像がないので、YouTubeで見つけた映像をアップします。
メインボーカルが秋元広行さんです。
ライブ終了後は、ビキさん家でアナタのメンバーと、さらにラパス在住の日本人や日系人など数名が加わって飲めや歌えの宴会が繰り広げられた。
ここ数年ラパスで流行っていると言うチャカレーラを踊ってくれたり、ヒロさんの伴奏でケーナを吹かせてもらったりしながらも、皆さんのパワーに圧倒された一夜でした。
空が薄明るくなりかけた頃、タクシーを呼んで帰って行きました。
ペルー旅/ボリビア滞在記・39日 2009年10月28日(水)~2009年12月5日(土)までの南米ペルー/ボリビアの旅、第13回。
13.ラパス(ボリビア)3日目2009年11月5日(木)[現地時間]
午前中はビキさん、エリカさんにアチャさんの工房へ連れて行ってもらって、チャランゴを購入。

アチャさん、ビキさんと
行き帰りにミニブスに乗った。
(mini bus=小型の乗り合いバス。スペイン語はローマ字読みなのでbusはブスと読みます。)
ラパスではミニブスに乗るのが楽しみの一つだったので、早くも乗れて嬉しかった。
早く一人で乗れるようになれたらいいなあ。
午後は、アレハンドロさんがやって来てサンポーニャのレッスン。
一つ一つ丁寧に教えてくれて、とても分かり易い。
夕方、エリカさんに近くのスーパーへ連れて行ってもらう。
髭剃りと靴下を購入。
帰りに市場の場所も教えて貰って、少しずつ家の周辺の地理が分かってきた。
最低限の荷物でやってきたので、楽器もケーナしか持って来なかった。
新しいチャランゴとサンポーニャを手に入れて、本格的に練習開始だ。
ペルー旅/ボリビア滞在記・39日 2009年10月28日(水)~2009年12月5日(土)までの南米ペルー/ボリビアの旅、第12回。
12.ラパス(ボリビア)2日目2009年11月4日(水)[現地時間]
今日がラパスでの実質一日目みたいなものだが、レッスンはまだないし、一人ではどこにも出掛けられないので、一日中ケーナを吹いて過ごした。
ペルーの旅の間マチュピチュで少し吹いただけで、約一週間ケーナを吹いていないので、その反動かとにかく一日中吹きまくった。
ビキさんに「何時頃まで楽器の練習をしてもいいですか?」と聞いたら「何時でもいいよ、朝でも夜中でも」と返って来た。
ボリビアでは音に無頓着らしいと言うことが後で分かったが、滞在期間中もさすがに夜中には練習できなかった。

一ヶ月ホームステイをしていたビキさん家
カーテンの閉まっている二階の部屋が私の部屋
夜になって、お腹の調子が変になり、何度もトイレへ行く羽目に。
これも後で分かったことだが、下痢も高山病の症状の一つらしい。
空気の薄い所で、一日中ケーナを吹きまくったのが原因かもしれない。
ペルーで高度順応したはずだったが、安心した頃に高山病の洗礼を受けることになってしまった。
ペルー旅/ボリビア滞在記・39日 2009年10月28日(水)~2009年12月5日(土)までの南米ペルー/ボリビアの旅、第11回。
11.ラパス(ボリビア)1日目2009年11月3日(火)[現地時間]
夕方、ビキさん家に着く。
2階の部屋に案内され、その後、キッチンやバスルームなど色々と説明を受けて、「自由に出入りしていいからね」と家の鍵をもらう。
その後、ビキさんは仕事に戻るため出掛け、娘のエリカさんも日本語学校へ行くため出掛けて行きました。
ビキさんは日本人会館で秘書をしていて、午後3時から8時まで仕事をしている。利用者のために夕方から夜に開館してるらしい。
ビキさん家でこれから一ヶ月お世話になるんだなあ。
紹介して下さった方から聞いていた通り、自由で気楽な生活が出来そうです。
部屋の中には、大きなベッドと小さな机がある。充分だ。テレビもある。
荷物を片付け、とにかく目的地のラパスに着いた、とホッとする。

ビキさん家から市街地の夜景
画像では分かりにくいですが、オレンジとブルーの灯りが入り交じってとてもきれいです。
落ち着いた所で気がついたが、夕食をどうしよう。
ビキさん家では、朝食と昼食は用意してもらえますが、夕食は自分で何とかしなければならない。
坂を下った所に市場があるらしいが、まったく様子の分からない所に一人で、それも夜に出掛けるのは不安だなあ。
クスコで買ったクラッカーが残っていたので、それを夕食代わりにする。とりあえず今夜は大人しくしていよう。
お腹が満たされると、一気に眠気が襲って来てそのまま寝てしまった。
ペルー旅/ボリビア滞在記・39日 2009年10月28日(水)~2009年12月5日(土)までの南米ペルー/ボリビアの旅、第10回。
10.プーノ(ペルー)~コパカバーナ(ボリビア)~ラパス2009年11月3日(火)[現地時間]
今日は、国境を越えボリビアに入ります。
コパカバーナでバスを乗り継いで、フェーリーで対岸に渡り、ラパスに向かいます。

国境までやってきました。
一旦バスを降りて、歩いて道の先にある石の門をくぐるとボリビアです。

その前に、出国手続きです。

両替の看板が出ています。7種類もの通貨を両替しているようです。
ちなみに、ペルーはソーレス、ボリビアはボリビアーノスです。

ボリビア側で入国手続きをします。

机があるだけの質素な事務所。
緊張しながらパスポートを出すと「こんにちは」と笑顔で言ってくれました。

コパカバーナへやって来ました。明るい色の建物が印象的です。
ここでは、お昼休憩です。
それぞれ町に散って行きました。
私もレストランを探してぶらぶらと散策しました。

ここで、バスを乗り換えてラパスに向かいます。
ここまではドイツ人の青年ヨハネスと隣の席になり、片言の英語で話しながら楽しく過ごして来ましたが、彼はしばらくコパカバーナに滞在すると言うことで、ここでお別れです。

フェリー乗り場にやって来ました。
浮き桟橋か艀(はしけ)の様なのがフェリーです。
矢切の渡しか?

乗客はバスから降りて、こっちの船に乗ります。

地元民のチョリータさんも乗っています。

再びアルティプラーノを走りに走って

ラパスにやって来ました。
ここは、空港に近いエル・アルト地区。
標高約4,200mです。

坂をどんどん下って、中心部(標高3,600mぐらい)に向かいます。
ラパスでは、標高の高い地区に貧しい人たちが住んでいます。
少しでも空気が濃く、気温も高い標高の低い地区が高級住宅地です。

バス会社が見えて来ました。
長いバスの旅も終わりです。

ビクーニャ・トラベルの前でビキさんと待ち合わせです。
今日の一番の心配事は、バスが定刻通り着くのか、そしてビキさんとちゃんと出会えるのかどうかでした。
バスは定刻より少し早いくらいについて、なんだか拍子抜けです。
バスから降りると、あっという間に他の乗客たちはいなくなり、一人になってしまいました。
バス会社の人が「ビキさんから電話があったから事務所の中で待つといいよ」と声を掛けてくれました。
ガイドブックにバスターミナルは要注意と書いてあったので不安でしたが、事務所に入れてもらって一安心です。
ビキさんとも無事に出会えて、タクシーで家に向かいました。
いよいよボリビアでの生活が始まります。
ペルー旅/ボリビア滞在記・39日 2009年10月28日(水)~2009年12月5日(土)までの南米ペルー/ボリビアの旅、第9回。
しばらく(何ヶ月も)更新できていなかったのですが、また少しずつ更新します。
9.チチカカ湖/タキーレ島2009年11月2日(月)[現地時間]

船着き場の近くで手作りのお土産を売っていた少女。

ガイドらしき人が酸素ボンベを担いでいる。
湖面が近いので、標高が低いような錯覚を起こしそうですが、チチカカ湖は標高約3800mの高所にあります。富士山より高い所で、さらに坂を登っている訳です。

タキーレの女性は黒い布をかぶっています。

レストラン(と言っても民家の庭先ですが)で昼食を食べて、「帰りは、島の反対側の船着き場まで歩いて行きます。」と言うガイドの説明を聞いて、島の反対側へ行けばいいんだと勝手に石畳の道を進みます。
これが、とんでもないことになるとは、思いもよらず。

こんな写真を撮ったり

こんな道を歩いたり

こんな風景を撮ったり

鳥のアップを撮ろうと必死になっているうち

気がつけば、島の端まで来ていました。
しかし、辺りには観光客は誰もいないし、後から来る様子もありません。
どうも、細長い島の反対の端まで来てしまったようです。
子どもに道を聞いたりしながら、港を探しましたが、結局見つからずに元の広場に戻って来ました。
戻って来る途中で、何人もの民族衣装を着た地元の人が帰って行くのに出会いました。観光客相手の仕事をしていた人たちです。
ということは、観光客はみんな帰ってしまったのか。
広場に戻った所で、別のツアーのガイドに出会って、助かったと思いましたが、どうもそのガイドと数名のお客は今夜はこの島の民家にとまるようです。
タキーレ島にはホテルはなく、民家に泊まるツアーがあるとガイドブックに書いてあったのを思い出しました。
「君、何をしてるんだ?ガイドが探していたぞ。早くしないと船が出てしまうぞ」と言っています。
「港はどっち?」と聞いて、とにかく急ぎます。
と言っても、散々標高の高い所を走って来たので、もうほとんど体力が残っていません。
途中で出会った地元民に港の方角を聞くと、その地元民は「船はもう出たよ。今夜はウチに泊まるか?」などと言ってきます。
それは困ると思いつつ、とにかくだめ元でも、港に行かなくてはと、ゼイゼイ、ハアハア急ぎました。
しか~し
湖面が見える崖の上に出ると、島から数百mの所を船が進んで行きます。
思わず叫びました。
「バルコ~!」
これしか言葉が出て来なかった。
「バルコ」はスペイン語で「船」です。
叫びながら、急な崖の道を下ります。

その崖がこれです。
半分ぐらい下った所で、もう1艇船が停泊してるのが見え、人が動いているのも見えました。
手を振りながら「バルコ~」と数回叫んで、さらに下ります。
希望が見えて、足の動きも軽やかになります。
船着き場につくと、もやいを解いていつでも出航できる状態で待ってくれています。
「とにかく、早く乗れ、乗れ」と急かされ、飛び乗りました。

船に乗って、少し落ち着いて後ろを振り返ると、あっという間に島が遠ざかっています。
船内には、小さい子ども連れの地元の一家族と、ヒッピー風の若いカップル一組。
船の作りも、私が乗って来た観光客用の船とは、明らかに違いていて、地元民のための船のようです。
どんな船でも、とにかく今日中にプーノに帰れそうです。
若いカップルは「アナタは観光客?」と怪訝な顔で聞いて来ます。どう見てもツアー客らしいのに、なぜこの船に乗って来たのか不思議だったのでしょう。
事情を説明し、色々話したが、彼らの国籍は分からずじまい。
「どこから来た?」と聞くと、「しばらくネパールに住んでいた。」
「今はどこに住んでいるの?」と聞くと「空も、水も、土の上も、どこもが私の住処だ」と、いかにもそれらしい答えが返って来た。

日が暮れて、大きな満月が昇って来た。
波が高く、船が揺れるのでまともに撮れなかったけど、空気薄いからか、真っ暗だからか、ホントにきれいな月だった。
チチカカ湖は琵琶湖の約12倍もの大きさなので、風が吹くと波も半端ではない。
そして、標高が高いので夜になると気温がグッと下がります。
乗って来た船に上着を置いて来たままなので、Tシャツ一枚では震え上がります。
タキーレ島で買った手作りの民族衣装をはおりました。それでも寒いですが、ないよりはましです。
買っといて良かった。

揺られること数時間
プーノの街灯りが見えて来ました。
湾の中に入って、海も穏やかです。
港に着いて、一安心ですが、辺りは真っ暗です。
朝は出店が沢山あって賑わていたのが嘘のようです。
カップルと一緒に、震え上がりながらも明るい方へ急ぎ、一緒にタクシーに乗りホテルへ向かいます。
カップルのホテルはすぐに見つかり降りて行きました。
私のホテルの名前を言ってもドライバーは知らないようで、とにかく近くに広場が有ったこと、観光客がたくさん歩いている通りがあったことなど、思い出すことを並べ上げているうちに、やっと分かってくれました。
ホテルの前に停まると旅行社の人が飛び出て来ました。
随分心配してくれていたようです。
そりゃそうですよね。お客がいなくなっていしまったんですから。
ガイドさんには、ホントに申し訳ないことをしました。
地元の旅行社の責任者らしき人もホテルまで来ていて、心配してくれていました。
その方は、翌日もホテルに来てくれて、バスターミナルまで送ってくれました。
頼りない日本人がバスに乗って無事出発する所まで確認しないと、心配でしょうがなかったのかも知れません。
親切にしていただいたお陰で、バスターミナルで迷うこともなく、無事出発できました。
4月7日の画像をプチログさんからいただきました。

この二人での演奏は初めてで、しかも私は生の伴奏で演奏するのは久しぶりなので、不安も大きかったですが、私が適当に吹いていても、伴奏が合わせて下さるので助かりました。
当たり前ですが、カラオケは絶対マイペースですからね~。

皆さんで「花祭り」熱唱中
歌詞カードを配ったら「チョリータ~のとこだけは歌えそうやわ」と声が・・・。
何回か練習するうち、他の所も結構大きな声で歌っていただきました。

2階のフリースペースで、ここではいつものカラオケに合わせて演奏しました。
思わぬアンコールをいただいたりして、ノリノリでたくさん演奏できて楽しかった~
2009年に行った演奏です。
ライブ予定の欄を見やすくするため、過去のスケジュールを移しました。
また、この合間に姫路城や駅前等でも30数回の路上ライブを行いました。
今年は、もう少し演奏のチャンスが増えればいいのですが・・・。

1月18日(日)12:30~
新年国際交流パーティ
イーグレ姫路あいめっせホール
3月7日(土)
エフエムみっきぃ(FM三木)
「ホリデーみっきぃ!」生放送 11:45頃~
3月8日(日)
13:00~16:00
国際交流スプリングフェスティバル
日本語スピーチコンテスト
※コンテストの合間に演奏させていただきました。
イーグレ姫路あいめっせホール
3月14、15(土日)
茶の湯サロン一休庵
神戸市中央区北長狭通3-10-1
078-332-5476
3月29日(日)
第5回波止場町手づくりマーケット
波止場町TEN×TENミナトもの創り匠館(神戸・元町)
4月5日 (日)
ハーバーランド汽笛時計前ライブ
13:00 ~15:00
4月17日 (金)
FMgenki 生放送
13:15~13:45
4月26日(日)
ふれあいコンサートイン書写の里・美術工芸館
13:30~
14:30~
8月24日(月)
旭区平和のための戦争展
大阪市立城北市民学習センター講堂
9月25日(金)
アウル英賀保デイサービス敬老会
※グルーポ・ティオティア
9月26日(土)
歌&トークコンサート
里見知夏(シャンソン・トーク)馬詰育代(ピアノ)
海のみえるサロン&ギャラリー安暖庭(アンダンテ)
たつの市御津町室津字七曲り
14:30~16:30
友情出演:ピアノの伴奏でケーナ演奏をしました。

10月3・4日(土日)
アート・クラフトフェスティバルinたんば
http://acft.jp/entry/index.html
丹波年輪の里
4(日)に出演しました。
昨晩、友人のライブに行って来ました。

自分の思いを自分の言葉で、自分のメロディーにのせ歌う。
彼の歌を聴いていて、いろいろ考えました。

表現することって?
私はおもに笛で表現していますが、音の羅列ではない何かを模索し続けている今。
出逢うべくして、出逢った気がします。

桜に見守られるようにして、入り江の中でカヤックのレッスンです。

艇庫前から見るとこんな感じ。
梅の花と入れ替わって桜が満開です。

そして、艇庫の横にはアケビの花が、咲いています。

今年も、たくさん実をつけるかなあ。
昨日は、フォルクローレの師匠、松岡尚志先生の地元自治会の月例お食事会にご一緒し、演奏して来ました。
松岡先生はケーナ、奥さんがチャランゴ、私はギターです。
演奏を聴いていただいたり、一緒に歌ったり楽しい時間はあっという間に過ぎました。
昨年の秋以来久しぶりにお邪魔したのですが
「(南米から)お帰りっ」と声を掛けていただき
「覚えていて下さったのだ」と、とっても嬉しかったです。

お食事会の各テーブルに、きれいな花が生けてありました。
これは、一本の木に白い花、赤い花、ピンクの花が咲く珍しい木で「南京桃」と言うそうです。
そして右下に写っているのは、お食事会でいただいたたこ焼きです。
三種類のご飯にたこ焼き、おまけのたこ焼きまでいただいてお腹いっぱいになりました。
午後は神戸から大阪に移動しました。

カフェ「プチログ」のオープニングの日に呼んでいただきました。

手作り雑貨店を改装されて、カフェとしてリニューアルオープンです。
赤い屋根が遠くからも目立ちます。って、写真には、屋根がちょっとしか写ってませんが。
店内の写真も撮っておけば良かった。それと、オーナーご夫妻の優しい笑顔も撮っておけば良かった。
カフェ「プチログ」
営業:11:00~18:00
定休日:毎週月曜日と第2土曜日、第3日曜日
大阪市旭区新森3-7-24
京阪・森小路駅から徒歩3分
こちらでは、松岡先生のギター伴奏で私がケーナを吹きました。
2回分の曲目を考えていたのが、都合で1回になりちょっと残念でしたが、じっくり聴いていただいたり、一緒に歌ったりと、とても楽しい時間を過ごさせていただきました。
閉店後は、2階の多目的スペースで、改装に携わった工務店さんや親しい方々集まって来られて、オープン記念パーティー

があり、そこでは私一人でいつもの様に自作カラオケの伴奏で演奏しました。
松岡先生はケーナレッスンのため次の会場へ行かれました。お忙しい中ありがとうございました。
なにわのセニョール、セニョリータのノリのいいこと


私のおやじギャグにもしっかり突っ込みが入り、調子ノリノリで楽しく演奏させていただきました。


楽しい時間をありがとうございました。
一昨日の土曜日
午前中は,三木市役所へ行きました。

加古川市内で迷いに迷って、予定していたのとは全然違う方角から市役所たどり着きました。

昨年も出演させていただいた番組の、約15分のコーナーでおしゃべりやケーナ演奏などをしました。パーソナリティーの方に聞かれるままに、話すだけなのですが、大した打ち合わせもしていないのに、さすがに専門家は上手くまとめるなあ~と感心しました。

夜は、久しぶりに白浜の宮の南米料理店「トゥギャザー」の食べ放題に行って来ました。
いろんな肉料理があるので、何皿もお代わりして、ビールも進みます。
いつもはバイクかクルマで行きますが、食べ放題の日は、ビールが飲めるように山陽電車で行きます。
今年の夏もペルーへ行くというKさんと南米の話で盛り上がり、ベニ出身のボリビアーノには、今度は必ずコチャバンバに行くようにと勧められたり、次のボリビア行きのことが頭を占領しつつあります。
バックの雑木林に白っぽく見えているのは、桜です。

ソメイヨシノも美しいですが、赤い若葉とともに花が咲く山桜も素朴な風情があっていいもんです。

カヤックに乗ろうとした足元にワカメを見つけ、メカブをもらって来ました。

さっとお湯に通すと、明るい緑色に変わりました。
細かく刻んで、ポン酢でいただきました。
新鮮そのもののワカメ美味しかった
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