演奏時間が近づくと、どこからともなくお客さんが集まって来られました。数少ない客席ですが、ほぼ埋まり、お昼休み中の職員の方々も少しずつ増え、後ろで立って聴いて下さいました。





市長も最初から柱の横に立って聴いてくださいました。演奏後、市長室に呼ばれ、しばし音楽の話や南米の話など歓談させていただきました。「ケーナの音は心に響きますね」とお褒めの言葉をいただき、南米ケーナ修行への励ましの言葉もいただきました。
時々、姫路城でケーナ演奏の修行をさせてもらってますが、まさに城主様に出会ったと言う感じです。
「これこれ、そこの町人、苦しゅうない近う寄れ」と言う感じでしょうか。もちろん、石見市長はそんな高圧的な方ではありませんが。
今春、姫路城で開催された世界遺産コンサート(森山直太朗)の入り口で、一般客と同じように並んでおられた市長を見かけたときも思いましたが、権力を自分の都合のいいように使うような方ではないのでしょう。
ロビーに戻って、FMgenkiの取材を受けました。マイクに向かって上手く話をまとめるのは難しい。どんな質問だったかを忘れそうになりながらも、編集で何とかしていただけることを期待して、とりあえずしゃべりました。
今日の演奏と合わせて、後日放送されるそうです。リバーシティのたそがれコンサートのときは、聞かずじまいだったので、今度はちゃんと聞こうと思います。きっと反省点満載だと思いますが。現実を受け止める勇気も必要でしょう。(と、自分に言い聞かせる。)